大きな余震が続いておりますが、皆様大丈夫でしょうか。
 
被災している方、お友達もいて、心配です。。。
これ以上大きな余震が来ないことを祈りたいのですが。
 
立て続けに揺れるとさすがにちょっと緊張感が。。
 
息子は昨晩、ちょっと泣き出してしまいました。
 
彼は恐竜時代の話や、地球の成り立ちだったり、日本が昔、大陸と陸続きだったのが
島国になったのも地殻変動があったからだと知って、
(なんでなんで病?なので、そういう時に教えたり、興味のある番組を見たりして)
急に不安になったようです。
 
そんな彼に言いました。
 
「お母さんね、大きな地震が来た時に、自分はどうなってもいいから、君が生きてくれればいいって
思ったけど、やめたの。絶対に一人ぼっちにはしないよ。ちゃんと君も守ってお母さんも隣で生きるから。
だから、心配しなくていいよ」
 
「うん、絶対だよ」
 
せっかく桜もきれいに咲いているのに。
早く暖かい春が上っていってくれるといいのにな。
 
そんな思いで、最近、桜の写真ばかりアップしていますが、今日も、また。
 
 
イメージ 2
 
選挙で小学校に行ったら、入学式の時は5分咲きぐらいだったけど、満開になっていました。
 
 
 
先週、さくらんぼさんの記事で、被災地にスクールバッグを送るという運動があることを知って
目標枚数を大幅に上回ったので、現在受付していないそうです)
これだったら私にもできると、縫っていたんです。
 
帰ってきた息子、なんていうかな。
彼には幼稚園の時に使っていたスクールバッグがあったので、それもまだ使えるしと
新しいのは縫わないでいたんです。
 
 
「お母さん、何やっているの?」
と聞かれて、私はそのことを話しました。すると・・・
 
彼から返って言葉は意外な言葉でした。 
 
「ランドセルも無くなっちゃっているんだものね。僕、ランドセルあげること出来ないから。
お母さんが作ってくれるの、僕もうれしい。
僕もずっと、日本のために何かしたいと思ってたんだ。」と。
 
困っている人や、日本のために、小さな僕にできることは何だろうとずっと考えていたらしく。
 
「そうだったんだ、そんな風に考えていたんだね」
 
「うん。でも僕、働いてないし、子供だし・・・」
ちょっとしょんぼりしていたので。
 
「ねえ、このバッグにね、お手紙入れてもいいんだって。お母さんと一緒にお手紙書いて入れる?」
 
「うん!書く!」
 
 
そして、私が用意したカード。
その中から彼が選んだのは黄色の紙。
 
「元気が出る色だから」と。
 
 
書けたよ!と持ってきた、そのカードには、
「いまはたいへんだけど、日本のためにがんばりましょう」と。
 
ちょっと突拍子もない気もしましたが、子供たちが作る未来、離れていても、一緒に頑張ろう!
そういう気持ちならいいのかな。
 
 
バッグの布の色が水色だったのを気にした息子、
「これ、僕たちはANAと空の色のつもりだったけど、
海の色も青だし、悲しいこと思い出さないかな、大丈夫かな・・・」
 
「そっかぁ、どうしよう・・・」
 
「せめて何か飾り付けてあげたら?」と。
 
あまり過度の装飾はしない様にと注意事項にあったので(不公平感が出ない様にとのこと)、
作ってしまったし、どうかなと。
無地だし、(ハンドル部分は柄と言うかあるのですが)柄のキルトじゃないから、
小さく何かつけてもいいかどうか、お問い合わせさせていただきましたら、
 
「無地ということなので、控えめであれば大丈夫ですよ。
水色や青のバッグもたくさん届いているので、きっと気にする方は選ばないし、その色が気に入った子は
選ぶでしょうから、大丈夫だと思いますよ。作っていただいているのなら、ぜひ送ってください」と
おっしゃっていただいたので、そのまま作ることに。
 
小さくポケットを縫い付けて、持ったお子さんがこれから少しでも笑顔で過ごせますようにと
小さなアップリケの四つ葉のクローバーをつけました。
 
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「どうかな?」
 
「うん、きっといいと思う!」
 
彼のカードと私のメッセージを一緒に入れて、お送りしました。
(カードはこの後、ちゃんとバッグの中に入れました。
ちなみに開封作業が大変なので、支援するものを送る時には開けるのが楽な方法で送る方がいいそうです。
私も開けたらすぐにバッグが出るように簡易包装にしました)
 
予定枚数が1000枚のところ、10000枚以上集まったそうです。
 
先日はお友達がランドセルをお送りしたというのを読ませていただいたのですが、
そちらもすぐに予定個数以上集まったとのことでした。
 
一つ一つは小さいけれど、みんなの力が集まるとほんとすごいんだなと、改めて感じました。
 
 
 
 
そして、昨日、彼はおもむろに机をあさっていました@@
 
「何しているの?」
 
「僕がまだ使っていない鉛筆やノート、送りたいから」
 
彼が持っていたのは入学祝で買った箱に入った鉛筆や新しいノート。
 
「僕は筆箱に入る分だけあれば十分だから」
 
ちょっとじーんとしてしまいましたが、彼に伝えました。
 
「そっか。だけど、ごめんね、今、ここの市では文房具の受付してくれていないんだ。
トイレットペーパーとか、おむつとか、そういうものだけの受付になっていて、持って行ってもらえないんだ。
だけど、そう思った気持ちは絶対に無駄じゃないから。
何か一緒にできること、考えよう。ありがとう」
 
「うん!」
 
 
夜、彼は手紙を書きました。
先日、「ハガキ買ってほしい」と頼まれて、一緒に買いに行きました。
甥っ子と姪っ子も一緒にいましたが、彼らはお菓子を買ったけど、息子はその分で、ハガキを買いました。
 
書いたのは、被災地にいる祖母と親戚、そして小学校が離れてしまったお友達です。
そして、メッセージを送りたい方がいるので、そのお手紙も書きました。
 
お世辞にも上手な字ではありませんが、真剣に書いていました。
 
 
 
そんな彼に、こんな話をしました。
 
「君が、5年後、小学校高学年、10年後、高校生になってもその気持ち、忘れないでいてね。
そのぐらい長くかかって日本を元気にしていかなきゃならないんだよ」
 
「うん、わかった」
 
そのぐらいの時間がかかるだろうと話していたのは祖母です。
そんな祖母は、先日、電話で「また遊びにおいで」と息子に言っていました。
 
「わかった」と電話越しで話していた息子に、
「なんて言っていたの?」と後で聞いたら、そう言っていたそうです。
 
「そうだね、行けるといいね」
 
「うん、そうだね!」
 
 
 
最後にひとつ。
 
小さな君にできること。
 
毎日元気に過ごすこと。
そして、思いやりの気持ちを持ち続けてくれること。
 
 
 
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連日、たくさんのメッセージをいただき本当にありがとうございました。
まだ皆さんのところに回りきれておりませんが、
ゆっくり伺わせていただきますね。
 
皆さんとお話しする時間も、私の元気の源です!
今日も、心からの感謝と共に.:*・゚☆+*
 
 
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