お菓子を勉強し始めた頃、出逢った焼き菓子がありました。
それが、

ダックワーズ

久しぶりに食べたくなって作りました♪

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外はふんわり、独特の食感。
中にはプラリネクリームが入っていたり、モカクリームが入っていたり、
バタークリームだったり。

濃厚なクリームと軽い生地の食感が本当においしくって感動した
思い出があります。

初めて食べたとき、そのおいしさにいっぺんでとりこになって、
焼き菓子を買うときは、決まってダックワーズも。

元はフランスの街、ダックスで生まれたお菓子だそうですが、
ちょっと日本の最中にも似ていると思ったら、
日本人パティシエが今の形に作ったと後で知りました。

不思議なのが、
材料が、卵白、グラニュ糖でメレンゲを作って、
それにあわせた粉砂糖とアーモンドプードルを合わせる。
これって、マカロンと同じです。

でも、同じ材料なのに、マカロンはマカロナージュといって
生地をボールにヘラでこするようにしてなめらかにするのに対して、
ダックワーズはさっくりと混ぜ、ちょっとメレンゲがまだらなぐらいで
絞ります。
マカロンは絞った後、表面を乾燥させてから焼きますが、
ダックワーズは絞ったらすぐ粉砂糖をたっぷりふって
焼きます。

同じ材料なのに全く違うお菓子。

元々お菓子ってとってもシンプルで、
材料も卵、粉、砂糖、油脂・・・
これらの組み合わせで出来ているのに
配合や工程を変えるだけで全く違う姿になります。

よく、お菓子を人に教えるときに
「何で計るの?」と聞かれますが、
理由はここにあります。
お料理とはまたちょっと違うんですよね。
ちゃんと計らないと全く違うものになってしまう。
ちょっと理科の実験みたい。


さて、話はそれましたが、私はダックワーズの型を持っていないので、
水にぬらした楕円のセルクルの中に絞ってセルクルを抜いて、
また絞って・・・と同じサイズのダックワーズにしています。
元々は小判型と決まっているわけじゃないのでどんな形でも
いいのですが(^^;



今日はシンプルにバタークリームを。
バタークリームも、卵黄を使うもの、卵白を使うもの、全卵を使うもの
色々ありますが、
扱いもしやすく、両方のおいしさが味わえる、
全卵を使ったクリームをよく作ります。


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出来上がったクリーム♪
手作りのバタークリームってこんなにバターが入っているのに
くどくないんです。
その代わり、バターそのものがとっても大事なので
おいしいものを選ぶ必要がありますが。
実際はもう少し少なく絞るものなんですが、
クリームが大好きなので、たっぷり(ちょっと入れすぎ?)


バタークリームって最小単位で作っても
やっぱり余っちゃうんですよね。

そこで、先日作った抹茶のマカロンを焼成後、少し冷凍しておいたのが
残っていたので、
こっちにも・・・

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出来立てバタークリームを絞っていただきました~♪


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息子にはこの後、チョコレートクリームを作って、
ダックワーズに挟んでおやつに出しました。

「ふんわりで、おいしいね~」と
お代わりしてあっという間になくなりました(^-^)

マカロン好きの息子も、「ダックワーズもいいよね」と
満足したようでした(^▽^)

久々に食べて、うん、やっぱりおいしい♪
軽い生地と濃厚で、でも決して重く感じさせないクリーム。
やっぱり、このお菓子、好きだな~。
温かいコーヒーと一緒にいただきました☆




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